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5つのパンと2匹の魚

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神の家族

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そこであなたがたは、もはや異国人でも宿り人でもなく、聖徒たちと同じ国籍の者であり、神の家族なのである。(エペソ2:19)

 私たち異邦人は神様から遠い存在であっただけではなく、神様に近づくことができない存在でした。それはユダヤ人の神殿が証明しています。神殿には異邦人の庭があり、婦人の庭、ユダヤ人男性の庭、そして祭司が入る聖所、そして年に一度大祭司のみが入れる至聖所があります。その至聖所の中に神様の契約の箱があり、主が住まわれていました。このように神様に近づくことが許されたのは、大祭司だけでした。そこには多くの隔ての壁があり、異邦人は聖所に近づくこともできませんでした。

 しかし、そのように神様から遠く離れており、神様に近づくことなど不可能であった私たち異邦人を、神様はイエス・キリストの十字架によっていつでも、誰でも神様に近づくことができるようにしてくださったのです。イエス・キリストが十字架に架かり、死なれたときに、決して人の手によっては裂かれることのない聖所と至聖所を隔てる幕が、上から真っ二つに裂けました。それは神ご自身が幕を破られたことを意味します。

 こうして私たち異邦人は、かつては神様から遠く離れた存在であり、神に近づくことも許されない存在でしたが、イエス・キリストの十字架によって神様に近づくどころか、神の家族とされたのです。これが福音です。イエス・キリストを信じる者は神の子とされ、みな神様の家族となるのです。私たちが神の子とされたのは、私たちが他の人よりも優れているから神様によって選ばれたのではありません。これは神様の一方的な憐れみであり恵みです。ですから誰も自分を誇ることはできません。今日も神の家族の一員であることを喜び、神の子として歩みましょう。
by carbondalle1996 | 2013-08-09 06:49 | 日記 | Comments(0)
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