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5つのパンと2匹の魚

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山浦ドクター

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 岩手県の大船渡市に山浦玄嗣先生というクリスチャン・ドクターがおられます。山浦先生は震災でご自分の病院も被害に遭われましたが、その三日後には地域の人々の診療のために病院を再開しました。そして地元のラジオ番組に出演してこうお話しています。

 「人間は幸せになるために神様によって造られた存在です。しかし、なぜか私たちはそんなに幸せだと感じません。津波ばかりでなく、人は必ず死ぬようにできていますから、病気にもなるし、思いがけないような事故に遭遇することもあります。私たちはそのようなときに暗闇の中に住んでいるような、そんな気分になります。しかし、実はそのような暗闇を作り出しているのは自分自身なのです。

 まぶたを閉じると暗闇しか見えません。外はどんなに明るくても、まぶたを閉じると暗闇しか見えません。まぶたを閉じた人が見ているのはまぶたの裏側です。つまりそれは自分を見ているのです。自分しか見えない、自分さえ良ければ良い。そういう人は暗闇の中を歩いているのです。すぐ目の前に光があっても、自分しか見えない人は暗闇の中を歩くしかない。光を視るためには、心の目を開く必要がある。それは神様を見上げること。心の目を開いたときに神様の想いが見えてきます。

 私は何をすれば良いのですか。神様どうぞおしえてください。一心に祈り神様の声を待ち望む。しかし、神様の声が声として私たちの耳に聞こえることはめったにありません。しかし、神様の声はいつも私たちに語られています。どのようにしてでしょうか。それは私たちの周りに起こる出来事を通してです。私たちの周りに起こっている出来事が、神様からのメセージなのです。」

 山浦先生は気仙沼訳の聖書を作られたほど聖書の言語に詳しい先生です。聖書で「ことば」とはヘブル語で「ダーバール」と言います。ダーバールとは言葉という意味ともう1つ「出来事」という意味があります。山浦先生はこう言います。「私たちのまわりの出来事に目を留めるときに、必ずそこに神様のメッセージがあります。ですから私たちはこの状況の中でどうやって神様に仕えて行けば良いですかと聞くべきです。津波は辛かった。友人もたくさん死んだ。親戚もたくさん亡くなった。美しい故郷はドロの野原となってしまった。しかし、そのような状況の中で目を開くと、私がやらなければならないことが見えてくるのです。

 あなたのしなくてはならないことは何でしょうか?目を開けて、あなたの置かれた状況に目を留めてください。神様は目的をもってあなたをそこに置かれました。その出来事という状況から神様のメッセージを受け取りましょう。神様はあなたをそこで用いたいと願っています。ハレルヤ!
by carbondalle1996 | 2013-10-10 08:57 | 日記 | Comments(0)
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