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5つのパンと2匹の魚

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マイナスは必ずプラスになる!

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 「レッドソックスを嫌いでも、コージ・ウエハラを嫌うことは不可能だ。」これは米国紙“USA Today”の見出しです。38歳の苦労人がワールドシリーズの胴上げ投手となりました。上原投手の優秀度を示す値としてK/BB(三振数÷四球数)という数値があります。これは簡単に言えば、1つのフォアボールを出すまでに何人から三振を奪っているかという数値です。3.5以上が優秀な投手といわれているメジャーリーグの中で、上原投手は14.3という脅威的数値を出しています。

 この数字が証明しているように上原投手はあまりフォアボールを出しません。つまりコントロールが良いピッチャーという意味です。彼はその正確なコントロールを高校時代に身につけたといいます。当時彼は控え投手としてほとんど試合には出してもらえず、主にバッティングピッチャーを務めていました。そこで来る日も来る日もバッティングピッチャーを務め、正確なコントロールを身につけたそうです。

 球威はどうでしょうか。高校時代の上原投手は決して早いボールを投げるピッチャーではありませんでした。彼は大学受験に失敗し、予備校に通いながら午後はジムで体を鍛え、夜は学費を稼ぐために道路工事のアルバイトをしました。この1年間での体力作りの結果、大学入学時に彼の球威は大いに増し、大学時代は5度の優勝を経験し、日本を代表する投手となりました。彼が今でも背番号19番をつけているのは、19歳の時の苦労を忘れることがないようにとのこと。

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 苦労人の彼はメジャーリーグ挑戦に遠回りをしています。当初は2006年のポスティングでメジャー転向を希望しますが球団に拒否され、2008年にFA権を取得してやっとメジャーリーグに移籍しました。その時、彼は34歳。その後はケガとの戦いが続き、球団を2度渡り歩きました。そのような苦労人がワールドシリーズの頂点に立ったから人生はおもしろい。

 高校時代に控え投手だったことも、大学受験の失敗も、ポスティングが拒否されたことも、怪我との戦いも、全てのマイナスが彼の人生にとってプラスに変わりました。“マイナスは必ずプラスになる。”神様が上原投手を通して私たちにそう語っているようです。このように多くの苦労を経験したからこそ、上原投手は日米を超えた多くの野球ファンに愛されているのだと思います。

“苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした。私はそれであなたのおきてを学びました。”  (詩篇119篇71節)
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by carbondalle1996 | 2013-11-04 06:48 | 日記 | Comments(0)
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