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5つのパンと2匹の魚

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アビヤの組の祭司

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ユダヤの王ヘロデの世に、アビヤの組の祭司で名をザカリヤという者がいた。その妻はアロン家の娘のひとりで、名をエリサベツといった。(ルカ1章5節) 

 この世はまさにヘロデがユダヤの王であったという暗黒の時代です。神様はまさにそうのような暗黒な時代に、一つの新しい事をなされようとしていました。そこで選ばれたのは、ザカリヤという一人の名もなき祭司と不妊の女のエリサベツです。ザカリヤが特に優秀な祭司であったから選ばれたということではありません。ただ真面目に祭司の務めをしていた平凡な人でした。そして彼にはエリサベスという名の妻がおりましたが、二人の間には子供がおりませんでした。また、この二人は年老いておりましたから、もはやこれから二人の間から子供が生まれる可能性はゼロでした。

 ですからこの二人は、人間の目で見るならば、神様がこれから成される御業に対して、決してふさわしいと思える存在ではありませんでした。しかし神様は、そのような「ふさわしくない」と思える者を選んで、御自身の栄光の業をなされるのです。


 神殿の奉仕は祭司の務めでした。この当時祭司の務めは組織化されており、24の組に分かれておりました。ザカリヤが属していたのは、第8番目の組に当たる「アビヤの組」でした。当時、各組が2週間交代の当番制で神殿の奉仕に就いていました。単純に計算して、1年に1度の割合で当番が回ってくることになります。神殿の中で行う仕事は細分化されており、誰が何を担当するかはくじで決める習慣になっていました。大勢の祭司がいたので、一生に一度でも当たりくじを引ければよい方でした。当たりくじとは、当然聖所での奉仕のことです。

 ところがその日、ザカリヤは当たりくじを引き、聖所に入って奉仕ををする特権に預かりました。仕事内容は祭壇の炭火を持って聖所の中に入り、それを香壇に入れて、その上で香を炊くというものでした。これを2週間の間、朝と夕の2回する規定となっておりました。聖所には祭司一人しか入ることが許されませんでしたから、他の祭司たちは聖所の外で待ち、また民衆は神殿の庭で祈って待っておりました。

 暗い夜に朝日が昇るように、神様は暗き世に一つの光を生みだそうとしておりました。それはまさにこの全世界が創造された始めに、「光あれ」と神様が言われたように、私たちの希望の光がまさに世に届こうとしていました。神様のご計画は光が届くための準備がまずなされました。それは祭司ザカリヤとエリザベツを通して一人の子供が与えられる出来事からスタートしました。神様のご計画はいつも不思議です。
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by carbondalle1996 | 2013-12-02 06:16 | 日記 | Comments(0)
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