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5つのパンと2匹の魚

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聖母マリヤ

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六か月目に、御使ガブリエルが、神からつかわされて、ナザレというガリラヤの町の一処女のもとにきた。 この処女はダビデ家の出であるヨセフという人のいいなづけになっていて、名をマリヤといった。(ルカ1章26節)

 マリヤにはヨセフという婚約者がおりました。ヨセフはダビデ王朝の血を引く末裔でした。ユダヤ人は系図を最も大切にする民族です。マタイ福音書の最初のページを読みますとそれが良く理解できると思います。イエス・キリストの系図がそこに記されておりますが、それをたどってゆくとダビデ王が書かれています。メシヤはダビデの血筋から生まれると預言されておりましたから、いいなづけであるヨセフがダビデ家の末裔であるということは預言の成就でもありました。マリヤは夫ヨセフの系図に入り、イエス・キリストはダビデの子孫から生まれました。

 聖書にはあまりマリヤについては記されておりません。カトリックでは聖母マリヤと呼び、イエス・キリストと同じようにマリヤを崇めます。カトリックの書物にはマリヤについての記されている本があります。それによりますとマリヤもまたダビデ王朝の末裔であったとあります。父親の名はヨアキム、母の名はアンナ。アンナは不妊の女と呼ばれ、サムエルを生んだハンナのように神様にいつも祈りを捧げていました。そんなアンナの祈りに答えられた神様は、ヨアキムとアンナに子供を与えました。それがマリヤです。

 ヨアキムとアンナは生まれたマリヤは神様が自分たちの祈りに答えてくださったと受け止め、マリヤを神様に捧げました。マリヤは3歳から12歳まで神殿で育てられ、12歳のときに大祭司がダビデ家の末裔の中からくじを引き、ヨセフが選ばれてマリヤのいいなづけになったとあります。

 プロテスタント教会ではマリヤ崇拝を禁じるゆえに、マリヤも私たちと変わらぬ普通の女性であったとします。カトリック教会では、マリヤは救い主イエス様を生んだ聖母ですから普通ではありません。立派な信仰の女性であったと教えます。どちらが正しくどちらが間違っているではなく、どちらも正しいというとらえ方が良いのではないでしょうか。マリヤは確かに私たちと同じくアダムの末であり、私たちと同じ罪人でした。しかし、神様が救い主メシヤを生む母親として神様に選ばれた器であったことも心に留めるべきだと思います。神様は義人ザカリヤとエリサベツを選びバプテスマのヨハネを地上に送られたように、神様は義人ヨアキムとアンナを選び、救い主の母となるマリヤをこの地上に送りました。神様のご計画は人知をはるかに超えています。
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by carbondalle1996 | 2013-12-09 06:37 | 日記 | Comments(0)
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