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5つのパンと2匹の魚

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シャローム

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御使がマリヤのところにきて言った、「恵まれた女よ、おめでとう、主があなたと共におられます」。(ルカ1章28節)

 みなさんはアヴェ・マリアという曲を聴いたことがあるでしょうか。結婚式などでよく歌われる曲です。まだ聴かれたことのない方は、インターネットでも聴くことができますので一度聴くことをお薦めします。このアヴェ・マリアとはラテン語で「おめでとう、マリア」という意味で、このルカ1章28節から出た言葉です。原典のギリシア語では「カイレー」という言葉が使われておりまして、これは「喜ぶ」という意味です。

 私はこの言葉を読んだときにちょっと考えました。ヘブル語では何と言ったのかな。そこでヘブル語の新約聖書を出して調べてみて、やっぱりと思いました。そこには「シャローム」と書かれていました。イスラエルでは朝昼晩といつでも挨拶は「シャローム」ですから、このときもやはり御使ガブリエルはシャロームと挨拶したようです。「シャローム」の意味は「喜ぶ」ではありません。「平安」です。イエス様が十字架に架かって死なれ、恐れて戸を閉めて集まっていた弟子たちの前に現れたときも、「シャローム」と言ってイエス様は現れました。

 「シャローム、平安があるように」という挨拶は素敵な挨拶だと思います。私たちに最も大切なものは心の平安です。この平安はお金では買うことができません。どんなに私たちがお金を持ったとしても、仕事に成功したとしても、健康であったとしても、それと平安とは全く違うものです。平安は神様から頂くものです。ですからもしあなたが、今まで自分を支えていたものを失ったとしても、仕事やお金、家族、友人、名誉、そうした絶望の中で全くの平安を与える。それが神様が与える平安です。

 ある方の娘さんが子供を流産したと聞きました。子供を失うということがどれほど女性にとって辛いことかと思います。ところがその娘さんはお父さんにこう言ったそうです。「言葉では上手く伝えられないけれども、悲しくて実家に戻ったその日、神様の圧倒的な臨在にふれて平安が与えられ、死んだ子供が天国で今生きていることがわかったの。いつか天国で会える確信が与えられ、心が完全に癒されました。」神様がくださる平安とは、問題のただなかにあって、問題は解決していなくても、見える状況は絶望であっても、そこに与えられる圧倒的な平安です。

何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。そうすれば、人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が、あなたがたの心と思いとを、キリスト・イエスにあって守るであろう。(ピリピ4章6~7節)

 神様はあなたに人知をはるかに超えた平安を与えてくださいます。この平安をあなたも受け取りませんか。
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by carbondalle1996 | 2013-12-10 06:12 | 日記 | Comments(0)
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