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5つのパンと2匹の魚

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不可能は可能に

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 南アフリカ共和国の元大統領、ネルソン・マンデラ氏が亡くなられました。その葬儀には世界中の国家元首が参列し、日本からは皇太子が参列しました。マンデラ氏は素晴らしいクリスチャン政治家でありました。南アフリカ共和国は、ごく最近までアパルトヘイトと言って、人種差別政策を採っていた国でした。少数の白人が、多数の黒人を徹底的に差別して、抑圧していた国です。

 その人種差別政策に反対して戦ったのが、黒人の弁護士、ネルソン・マンデラでした。そのために、彼は1962年に逮捕され、64年には国家反逆罪で終身刑を宣告され、27年間の監獄生活を送りました。その27年のうち、18年間をロベン島という島の独房で過ごしました。収監中、マンデラ氏は、しばしば石灰岩採掘場で労働を強制されました。マンデラ氏の目は、強烈な光と石灰岩の微粒子で弱り、一生回復することはありませんでした。

 マンデラ氏は当初、白人の政権を倒すためには、武装闘争も辞さない人でした。ところが、このロベン島の監獄で彼は変えられました。彼は聖書を読みました。そして監獄の中で白人の看守と交わるようになり、いつしか白人の看守との間に友情が生まれました。マンデラ氏は、この経験を通して黒人と白人は和解できる、共に手を携えて国を作り上げることができると確信しました。

 1994年、彼は、南アフリカ共和国大統領に選ばれたのです。マンデラ大統領は、その大統領就任式の演壇に、ある無名の人物を招きました。ある人物に、一緒に演壇に登ってほしいと頼んだのです。皆さん、その相手とは、何と刑務所の看守でした。しかも、白人です!刑務所の番人を大統領就任式に招待する大統領が今までいたでしょうか。しかし、マンデラ氏に、人種を超えて赦し合うことの大切さを確信させてくれたのは、刑務所の看守でした。彼こそは、大統領の恩人、親友であったのです。

 私たちはイエス・キリストを通して希望の光を見ます。決して不可能と思える現実であっても、キリストを通して見るならば、それは可能となり希望となり、夢となります。そして神様がくださった夢であるならば、それは実現します。ネルソン・マンデラ氏は神様の夢を実現した一人のクリスチャンでした。
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by carbondalle1996 | 2013-12-26 22:46 | 日記 | Comments(0)
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