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5つのパンと2匹の魚

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猜疑心の王様

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 さて、ヘロデはイスラエルの王様となったのですが、一つの問題がありました。先週はイエス・キリストの系図について学びましたが、ヘロデはこの系図にとてもコンプレックスをもっていました。なぜならばヘロデはユダヤ人ではなく、イドマヤ人、つまりエドム人だったからです。エドム人とは遠くアブラハムの子供イサクから生まれたエサウを祖先とする民族です。先週も系図を学びましたが、アブラハムがイサクを生み、イサクがヤコブを生み、ヤコブがユダと12人の兄弟を生んだとあります。これがユダヤ民族です。ヤコブの兄エサウは、長子の権利を軽く見て神様の祝福の系図から外されてしまいました。そして、エサウから生まれたエドム人は行く先々でユダヤ人の敵となって現れました。

 ですからエドム人のヘロデがユダヤ人の王様となったということは、ユダヤ人にとっては許せない歴史でした。ヘロデもその事実を知っています。自分が国民から嫌われていること。ユダヤ人の血を引いていないこと。このような王様がする政治というのは決まっています。それは恐怖政治です。自分にとって敵と思える人は次々と排除し、殺してしまいます。

 ヘロデは猜疑心のとても強い人で、人を見ると権力の座を脅かすと思い込んでしまう傾向がありました。その結果、彼はハスモン王朝の血を引く妻を殺し、義母を殺し、二人の息子さえも殺してしまいました。後に彼は自分の死が近づいたときには、エルサレムから著名な人々を捕らえて、全員を殺してしまうということまで起しました。それがこのイエス様が生まれた時代にイスラエルを治めていたヘロデ王です。そのような猜疑心の強いヘロデ王の耳に将来のユダヤ人の王様が生まれたというニュースが飛び込んできたのです。

 ヘロデ王は博士達の言葉を聞いて不安になったとあります。救い主、メシヤがお生まれになったというニュースは、人々にとって明るいGood Newsです。喜びのニュースです。しかし、ヘロデは喜べませんでした。猜疑心のかたまりのようなヘロデにとって、それはGood News ではなく、自分の地位を脅かすというBad News でした。自分自身がハスモン王朝から力で奪い取った権力ですから、自分もまた同じように奪われることを恐れたのでしょう。そしてこの赤ん坊を殺そうと決意するのです。

 イエス様は言いました。「心の貧しい者は幸いです。なぜなら天国は彼等のものだからです」と。ヘロデは自分の心の貧しさを認めることが出来ませんでした。本当は貧しいのに、何処までも権力と富と地位にしがみつき、自分の心の貧しさに気がつきませんでした。あなたは自分の心の貧しさを認めていますか。神様だけがあなたの心の貧しさを充たすことができます。おの朝、あなたの心に神様を迎え入れてください。
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by carbondalle1996 | 2014-01-14 06:52 | 日記 | Comments(0)
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