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5つのパンと2匹の魚

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ユダの悔い改め

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 四男のユダはどんな人物だったでしょうか。ユダの人物性を表す事件としてヨセフが穴に落とされてエジプトに売られる場面があります。あのとき兄弟たちは弟のヨセフを殺そうと言いました。誰が言ったかは書かれておりませんが、長男のルベンでも四男のユダでもありませんので、これはきっと次男のシメオンだと思われます。シメオンはもうすでにハモルの一族をだまし討ちにして殺しています。

 このシメオンの計画に反対を唱えたのが長男のルベンでした。ルベンはなんとかして弟のヨセフを助けようとしましたが、兄弟の中で長男としての権威はすでに無く誰も彼の言うことを聞かない状態だったと思います。シメオンがヨセフを殺そうとした根拠のもう一つの理由は、ヨセフがエジプトで兄たちと対面したときにシメオンを縛り上げて人質としました。兄弟たちの中からヨセフは次男のシメオンを選んで人質としました。きっとこれはあのとき自分を殺そうとしたのがシメオンだったからだと思います。

 このとき四男のユダは何と言ったかというと、「殺しても何の得にもならない。さあ、あそこにいるイシュマエル人に売ろう」と言いました。こうしてユダは弟のヨセフを銀貨20枚でイシュマエル人に売りました。ヨセフはイエス・キリストの雛形だと言われています。イスカリオテのユダもまたイエス・キリストを銀貨30枚でサンヘドリンに売りました。旧約時代は奴隷の値が銀貨20枚でしたが、新約時代には30枚に増えています。このようにユダはずる賢くお金に汚い人だったようです。しかし、このユダがこの事件の後、後悔したのか罪に責められたのかわかりませんが一族から離れました。それが創世記38章の記事です。

 ユダはカナン人の妻をめとりエルとオナンとシラという3人の息子が与えられました。ユダは長男エルに嫁タマルという妻を迎えますが、エルは主の前に悪い者であったため主によって殺されてしまいました。その結果、次男のオナンが兄嫁タマルと一緒になりましたが、オナンもまた主の前に悪い者となり主によって殺されてしまいました。その結果、ユダは三男のシラまで殺されてはいけないとタマルを実家に戻しました。
 タマルはシラが成人しても自分が嫁とされないため、タマルは遊女の姿とりユダと寝てその子供をもうけました。このときユダは姦淫した嫁のタマルを殺そうとしますが、相手が自分であることを知り、こう言いました。「彼女はわたしよりも正しい」と。間違っていたのは自分だと認めた瞬間でした。ユダの人生にとって自分が間違っていた。悪いのは自分だと認めることは大きな出来事でした。これを悔い改めといいます。悔い改めた後のユダは大きく変わりました。それが創世記44章の出来事です。

 ユダたちが2度目に弟のベニヤミンを連れてエジプトに下ったとき、今度はヨセフによってベニヤミンが捕まってしまいます。そのときヨセフの前に立ったのがユダでした。ユダはそのときこう言いました。「どうか私をこの子供の代わりにあなたの奴隷としてここに置いてください」と。あのかつてお金でヨセフを売ったユダはもうそこにはなく、自分の命を捧げて弟を守り、父との約束を守ろうとするユダがそこにいました。この言葉を聞いたヨセフは自分を抑えられなくなり、自分がヨセフであることを告白しました。

 12人の兄弟の中で悔い改めたのはユダ一人でした。かつては弟を銀貨20枚で奴隷商人に売ったユダ。そのようなユダが嫁との関係を通して自分の過ちを認め悔い改めました。そして悔い改めたユダを神様は12兄弟のリーダーとし、王権を与えました。悔い改めることは神様の祝福の扉を開く大きな鍵です。あなたは毎日の生活の中で、神様に悔い改めの時間をもっていますか?それは天の扉を開く祝福の鍵となります。
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by carbondalle1996 | 2014-03-06 06:58 | 日記 | Comments(0)
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