ブログトップ

5つのパンと2匹の魚

fivebread.exblog.jp

Peace Maker

f0229700_61737.jpg


平和をつくり出す人たちは、さいわいである、彼らは神の子と呼ばれるであろう。(マタイ5章9節)

 今ほど平和という言葉が叫ばれていない時代もないのではないでしょうか。ロシア軍によりウクライナのクリミア自治共和国編入のニュースを見るたびに、平和という言葉と現実との差を感じてしまうのではないでしょうか。現在の日中関係も一触即発の危機にある今、イエス様が「平和をつくり出す人たちは、さいわいである、彼らは神の子と呼ばれるであろう」と語られた言葉が胸に迫ってくるようです。

 それでは平和とはいったい何でしょうか。辞書で調べると、「戦争や争いがなく、穏やかな状態」とありました。まさしくこれは私たち日本人が考える平和です。しかし、平和の定義も国によって違うようです。今回のウクライナでの紛争が証明しているように、戦争によって国境線が幾度となく変わり続けた歴史をもつヨーロッパは、平和とは戦争と戦争の間の期間であると定義しているそうです。私たち日本人は外国に国土を占領されたという歴史があまり無いため、こうした平和の定義に馴染めませんが、これもまた事実です。

 イエス様は2000年前にガリラヤ湖畔の丘の上から、群集に向かってこのメッセージをしました。私たち日本人は総中産階級と言われ、その日の食料や医療費に困るという者ではありません。しかし、イエス様の下に集まって来た群衆は、その日一日を生きるのが精一杯。家もない。薬を買うお金も無い。健康な体も無い。そのよに絶望の只中にある人々がイエス様の下に集まりました。

 そのような彼らに向かってイエス様は、「あなたがた平和を作り出す人々は幸いです。あなたがたは神の子と呼ばれるからです」とおっしゃいました。しかし、どう考えてもそこに集まってきた群衆は、平和を作り出す人とは対極にある人々です。貧しさのために日々ケンカが絶えず、社会のルールや道徳も倫理も破って当たり前の生活を送っていた人々です。

 そのような争いばかりを起こしてしまう群集に向かって、イエス様は「あなたがたは平和を作り出す人」Peace Maker と呼ばれたのです。これはどういう意味でしょうか?イエス様は彼らに向かってお世辞を述べたのでしょうか。いいえ、違います。この日、イエス様の下に集ったこの群衆こそ、平和を作り出すPeace Maker だったからです。
[PR]
by carbondalle1996 | 2014-03-23 22:59 | 日記 | Comments(0)
<< 平和をつくり出す人 天国を受け継ぐ者 >>