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5つのパンと2匹の魚

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プロバンス地方の奇跡

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 20年経ち、その若者は40代になった。再びプロバンス地方に行った彼は、そこでの光景に思わず目を見張った。谷間全体が、様々な種類の木が繁る美しい森で覆われていたのだった。もちろんまだ若木で、6、7メートルしかなかったが、木には違いなかった。その谷全体に生命がみなぎっていた。青々とした草、潅木、そして動物達もいた。土地は潤い、農夫達も畑で働いていた。「あの羊飼いはどうなったんだろう。」と、彼は思った。驚いたことに、羊飼いはまだ生きていた! 相変わらず、あの小さな小屋で、毎晩、木の実をより分けていたのだった。

 プロバンス地方を再び訪問したあの男性は、その変わりようにたいそう驚いたそうだ。美しい木が生えていただけではなく、農業も復興し、野生動物が住み、地面も美しい緑におおわれていた。小さな農場では作物が豊かに育ち、村はまた活気を取り戻したようだった。すっかり荒れ果て、見捨てられていた20年前とは大違いだった。こうして活気を取り戻したのも、一人の人の先見の明と、来る日も来る日も、何年にも渡って自分にできる事を行なうというたゆまぬ努力、忍耐、犠牲、忠実さのおかげだった。

 それだけではない。あの若者は羊飼いに、「自分が何かためになることをしたのかどうかを、生きて目にすることもないではありませんか?」と言ったが、羊飼いは、89才になるまで生きた。だから自分の植えた木の実がすっかり成長して美しい森となり、その地方全体が完全に変わるのを見る事ができたのだった。神は羊飼いを祝福され、羊飼いが生きながらえてその努力の報いを見られるようにされたのだ。彼は神が自分を通してなされた偉業を目にしたのである!

「私達は善を行なうことに、うみ疲れてはならない。たゆまないでいると、時が来れば刈り取るようになる。」(ガラテヤ6:9)

 イエス・キリストは2000年前にこの地上に来られ、一粒の種となって植えられました。地球という罪が支配した荒地に神の愛という種が植えられました。今ではそれが世界中に広がり森となりました。私たちが今住んでいる秋田市もなかなか愛の種が育たない荒地のように思えます。しかし、この羊飼いのように荒地が森となるというビジョンを心に描いて福音の種を蒔き続けましょう。
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by carbondalle1996 | 2014-03-29 14:48 | 日記 | Comments(0)
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