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5つのパンと2匹の魚

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誰にお任せするのか

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 著名な女流作家で比叡山延暦寺の僧侶でもある瀬戸内寂聴さんをみなさんご存知だと思います。厳しい修行をされて僧侶の資格を持ち、毎週青空説法と言って法話会を開いております。あるときの法話で寂聴さんはこのようなことを語っています。

 「死んだらどうなるのってよく聞かれるけど、そんなことわからないわ。だってまだ死んでないんだもの。みんな適当なことを言っているけど、誰も知らないんですよ。ときどき映画であの世のことをやるけど、あれはあの世へ行って映画を撮ったわけではない。こっちの世で撮ったわけです。でもわからなくてもいいじゃありませんか。今生きていてもそうでしょう。予定を立てたってそのとおりにならないことが起こっている。だから先のことをくよくよ思い煩うことはないですよ。もう任せておけば良いのです。」

 こんな内容の法話です。わからないから聞いている人にわからなくていいじゃありませんか。おまかせすればいいと寂聴さんは言っていますが、それではいったい誰に任せるのでしょうか。その誰を寂聴さんは答えていません。もちろん適当に生きている人にはこの程度の話で良いかもしれません。しかし、真剣に自分が死んだら何処へ行くのか。私の愛する家族は何処へ行ったのかと真剣に問う人にとっては、この寂聴さんの答えはあまりにもいい加減でのんきな答えではないでしょうか。

 この話を聞いたときにもう一人の女流作家のお話を思い出しました。それはクリスチャン作家の三浦綾子さんです。三浦綾子さんは1999年にガンで亡くなりましたが、晩年は癌との闘病生活を送っていました。亡くなる直前に綾子さんはこのように言っています。「朝起きると、今日が私の命日になるかもしれないと思う。しかし、イエス様が私のそばにいて、心配するなと言ってくださるので私はいつも安心です。人間は、いつかは死ぬということを覚えておきたいものだ。自分には最後に死ぬという大事な仕事が残っている。」

 三浦綾子さんは自分が死んだら何処へ行くのかということをはっきりとわかっておられました。そして自分の魂を誰にお任せすれば良いかもわかっておられました。この二人の有名な女流作家の死生観はまったく対照的です。聖書は、人は死で終わらない、死後に天国で永遠のいのちがあるとおしえています。私は最近、このことを深く感じるようになりました。自分はいつ死んでも天国へ行ける。だから今をもっと真剣に生きなければいけない。神様によって生かされている命を大切にしなければならないと思いました。
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by carbondalle1996 | 2014-05-26 05:16 | 日記 | Comments(0)
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