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5つのパンと2匹の魚

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じっくり見る

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そこで走って、シモン・ペテロとイエスが愛しておられた、もうひとりの弟子のところへ行って、彼らに言った、「だれかが、主を墓から取り去りました。どこへ置いたのか、わかりません」。そこでペテロともうひとりの弟子は出かけて、墓へむかって行った。ふたりは一緒に走り出したが、そのもうひとりの弟子の方が、ペテロよりも早く走って先に墓に着き、そして身をかがめてみると、亜麻布がそこに置いてあるのを見たが、中へははいらなかった。シモン・ペテロも続いてきて、墓の中にはいった。彼は亜麻布がそこに置いてあるのを見たが、(ヨハネ20:2~6)


 マグダラのマリヤの話を聞いたペテロとヨハネは一緒に墓に向かって走り出しました。二人は一緒に走り出したのですが、墓に着いたのはヨハネの方が先でした。きっとヨハネの方が若かったので、足が速かったのでしょう。しかし、ヨハネは墓に着いて身をかがめて中をのぞきこみましたが、墓の中へは入ろうとしませんでした。この当たりはヨハネという人物がとても慎重な弟子であったことが伺えます。もう一人の弟子ペテロは墓に着くやいなや墓の中に入り、すべてマリヤが言ったとおりであったことを見ました。

 ここでペテロに使われている「見た」というギリシア語は、「セオレオウ」という言葉で「じっくり見る、観察する」という意味です。ペテロは墓の中を見ました。イエス様の遺体はそこに無く、イエス様を巻いていた布がきれいにそこに置かれていた光景を見ました。彼は一所懸命頭で考えるのですが理解ができないという見方です。

 ウイルソン先生はここで2枚目の写真を見せてくださいました。それは丸いお皿がたくさん並べられた写真です。先生は再び会衆に尋ねました。「あなたは何を見ますか。」私たちはまるでペテロのようでした。じっくり写真を見て観察しましたが、それは丸い模様にも見えますし、お皿にも見えますし、何かのアートにも見えましたが理解できませんでした。

 ウイルソン先生は、「これはドロで作られたパイです」と言いました。カリブ海の国ハイチでは一日で何百人もの子供たちが餓死しています。食べるものが無くて空腹で死を待つ子供たち。政府は食べさせるものが無いため、泥でこねた丸い皿を乾いた大地の上に並べます。それは乾いて皿のように固くなります。政府はそれを餓死寸前の子供たちに食べさせているのだといいます。信じられない光景です。ウイルソン先生はハイチでこうした子供たちに食べ物を提供するボランティア活動をしています。
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by carbondalle1996 | 2014-05-28 06:37 | 日記 | Comments(0)
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