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5つのパンと2匹の魚

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ペンテコステの奥義

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 ペンテコステ(七週の祭り)の奥義を解き明かしたのは使徒パウロでした。パウロはエペソ人への手紙でこの神様の奥義についてこう記しています。

ところが、あなたがたは、このように以前は遠く離れていたが、今ではキリスト・イエスにあって、キリストの血によって近いものとなったのである。キリストはわたしたちの平和であって、二つのものを一つにし、敵意という隔ての中垣を取り除き、ご自分の肉によって、数々の規定から成っている戒めの律法を廃棄したのである。それは、彼にあって、二つのものをひとりの新しい人に造りかえて平和をきたらせ、十字架によって、二つのものを一つのからだとして神と和解させ、敵意を十字架にかけて滅ぼしてしまったのである。(エペソ2章13~16節)


 カトリック教会のローマ法王が今日のペンテコステ礼拝にイスラエルのペレス大統領とパレスチナ解放機構のアッバス議長を招待しました。ユダヤ人を代表してペレス大統領が招かれ、パレスチナを代表してアッバス議長が招かれました。現在、イスラエルとパレスチナの関係は、パレスチナ側がハマスとの統一政府を立ち上げ、その対抗措置としてイスラエルが西岸地区にユダヤ人家屋を1800戸建てると宣言するなど、醜い争いがエスカレート真最中です。

 どうしてカトリック教会のフランチェスコ法王がペレス大統領とアッバス議長をわざわざペンテコステ礼拝に招待したのでしょうか。それは二人が七週の祭りで捧げられる二つのパンだからです。1つはユダヤ人であり、もう1つは異邦人を示します。この2つのパンを神様へ捧げるのは七週の祭りに限られています。そしてその意味は、キリストにあって二つのパンが1つにされるというものです。敵意という隔ての中垣を取り除き、キリストにあって1つとなること。聖霊はそのために私たちすべての初穂として弟子たちに注がれました。これがペンテコステの奥義です。

 フランチェスコ法王はこの奥義を知っているからこそ、このペンテコステの日を選び、ユダヤ人とパレスチナ人の政治指導者をバチカンに招待して祈りの場を設けたのです。それは聖霊が注がれ、二つの民族を隔てる敵意という中垣が取り除かれ、和解するためなのです。それはすべて聖霊のみわざです。聖霊が注がれることによって、神様は新しい人としてくださるのです。
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by carbondalle1996 | 2014-06-14 06:56 | 日記 | Comments(0)
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