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5つのパンと2匹の魚

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主に仕える人生

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それから、イエスはペテロの家にはいって行かれ、そのしゅうとめが熱病で、床についているのをごらんになった。そこで、その手にさわられると、熱が引いた。そして女は起きあがってイエスをもてなした。(マタイ8章14節・15節)

 イエス様はガリラヤ湖畔でのメッセージを終えて、カペナウムに戻りました。カペナウムはガリラヤ地方で伝道していたイエス様の拠点となった街でした。どうしてイエス様がこのカペナウムを拠点としたかというと、そこにペテロの家がありました。イエス様がペテロの家に入ると姑が熱病で床についていたとあります。

 当時、ヨルダン川がガリラヤ湖に流れ込む一帯は沼地になっており、マラリヤ蚊が繁殖し、マラリヤ熱にかかる人が多かったそうです。ペテロの姑もマラリヤ熱だったと言われています。医学が今ほど発達していない2000年前、薬や治療方法もわからなかった時代にマラリヤ熱にかかることは死を意味するものでした。このときペテロの姑は死を覚悟したかもしれません。しかし、そこにイエス様が来てくださいました。

 ここでイエス様が姑の手に触れると熱が引いたとあります。そしてペテロの姑は起き上がってイエス様をもてなしたとあります。原文では、熱が引いたというギリシア語は過去形ですが、もてなしたというギリシア語は不定形となっています。つまり熱が引いたという現象は過去の出来事ですが、起きてイエス様をもてなしたというこの行為は、ずっと続いた行為ということです。

 私たちはイエス様によって救われたというのは過去の1つの出来事です。かつて罪に死んでいた私が、イエス・キリストの十字架の血潮によって罪赦され、救われました。救われた今は、その喜びでイエス様に心から仕える者となりました。今はいつ死んでも、天国へ行ける確信が与えられました。天国は無償のプレゼントです。喜びをもって天に召されるその日まで、イエス様に従い、仕える者となりましょう。
by carbondalle1996 | 2014-08-18 06:33 | 日記 | Comments(0)
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