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5つのパンと2匹の魚

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50回目の誕生日

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 横田めぐみさんが行方不明になった当時、母の早紀江さんに知人が聖書を渡してくれた。ある日、早紀江さんは、聖書を手に取り、「そう言えば、ヨブ記から読んだらと言われたような・・・・・」と、その場所を探し出す。

“私は裸で母の胎から出て来た。また、裸で私はかしこに帰ろう。主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。” (ヨブ1・21)

 ヨブ記のこのことばに、私は非常に引きつけられました。人の生も死も神様の御手の中にあって、神様が「今があなたの時ですよ」と言われたら、一瞬にして命が終わるかもしれないし、「あなたにはまだすることがある」と言われれば、どんなに苦痛があっても生きて、この世でご用をさせていただくのかもしれないのです。結局、自分は正しいのだ、これで良いのだと思おうとするから、辛くなったり、わが身を哀れんだりしていたのではないかと思いました。自分の努力で何でもできると思い、それなりに正しい行動と生活をすれば達成感があると思っていた私の小さな考えとは全く違う、神様の視点というものがあると教えられたのです。

 横田早紀江さんはある中学校の講演会で生徒たちを前にこう話しています。「大切な子どもがみなさんと同じ年頃の13歳の時、部活のバドミントン強化訓練の練習を終えて、お友達と3人で校門を出て、お腹をすかせ家に向かっていました。家の近くの交差点で友達2人と別れ、日本海が前方に見える暗くて寂しい道をまっすぐ進んで、曲がり角を曲がればすぐにうちがあるという所で、煙のように消えてしまったのです。私たちはこれを国内事件としか思わず、まさか北朝鮮にいるなどとは思いもしませんでした。人間がわがまま放題やっていくことがどんなに大変な問題を生じるか、私は聖書から学ばせていただいています。一生に一回だけでも聖書を読んでみてくださると、みなさんの人生の良い羅針盤が与えられ、健康な心と体が与えられると思います。自分の体験からしか言えませんけど、私はそういう思いでお話をさせていただいています。 」   

 今日10月5日は横田めぐみさんの50回目の誕生日。拉致問題解決まであともう一歩。拉致被害者全員の無事帰国をみんなで祈りましょう。
by carbondalle1996 | 2014-10-05 18:53 | 日記 | Comments(0)
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