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5つのパンと2匹の魚

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断食しないのですか?

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そのとき、ヨハネの弟子たちがイエスのところにきて言った、「わたしたちとパリサイ人たちとが断食をしているのに、あなたの弟子たちは、なぜ断食をしないのですか」。(マタイ9章14節)

 さて「そのとき」とはどのときでしょうか?この場面は8節の続きですから、イエス様がマタイやその仲間の取税人と一緒に食事をしていたときです。そのときヨハネの弟子たちがイエス様に質問しました。「わたしたちとパリサイ人たちとが断食をしているのに、あなたの弟子たちは、なぜ断食をしないのですか」。ここで言うヨハネというのは、バプテスマのヨハネです。

 バプテスマのヨハネは、ヘロデ王の罪を指摘したため捕えられていました。彼の弟子たちは師であるバプテスマのヨハネが牢獄から救出されるように断食して祈っていたのです。そんな彼らの目から見たら、イエス様がローマ帝国のための収税を行っていたマタイたちと一緒に食事をして楽しんでいる姿は我慢がならなかったのかもしれません。「今は、断食の時なのではないですか。灰をかぶり、断食し、祈る時なのではないのですか」というのが彼らの訴えだったのです。

 本来、バプテスマのヨハネとパリサイ人というのは敵同士のような関係です。ヨハネは投獄前にパリサイ人や律法学者に向かって「まむし」と呼び軽蔑しました。そのような両者が断食という宗教行為に関して、イエス様に対して手を結んでいるかのように向かっています。断食とはいったい何でしょうか?

 当時のパリサイ派の人たちは週に二度断食していました。ユダヤ人の中では断食は敬虔の表れと考えられていました。断食は、自分自身が罪を悔い改めるときや、人の罪の赦しを神に祈るとき、また命にかかわる危急の祈りなどを捧げる時に捧げられました。ローマ帝国に支配され、神の民イスラエルが偶像礼拝者に辱められている。そのような状況の中で、パリサイ人たちは神の国の到来を乞い願い断食をしました。

 あなたは断食をしていますか?それは自分自身と神様との関係における行為であり、決して他者に対して強制するものではありません。謙遜に神様の前に跪く者となりましょう。ハレルヤ。
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by carbondalle1996 | 2014-11-03 06:59 | 日記 | Comments(0)
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