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5つのパンと2匹の魚

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戦場のメリークリスマス!

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 第一次世界大戦中に起こった出来事です。ヨーロッパのある戦場でドイツ軍とイギリス軍が塹壕に身を潜めて対峙していました。その日はクリスマス・イヴでした。それぞれの兵士の元には家族から写真や手紙が届きました。現場の兵士達は塹壕の中で家族から届いた手紙や写真を見て、故郷の愛する家族を思いだしました。もし戦争が無ければ、今頃家族と一緒にクリスマスを祝っていたでしょう。

 そのうちドイツ軍の塹壕から「きよしこの夜」の歌声が風に乗って流れてきました。「♪ Stille Nacht~ heilige Nacht ~ ♪」その歌声は対峙していたイギリス軍の塹壕にいる兵士たちに聴こえました。やがてドイツ軍が歌い終わると、今度はお返しにとばかりにイギリス軍が「きよしこの夜」を歌いました。「♪~Silent Night Holly Night All is calm All is bright ~ ♪」その歌声がまた風に乗って、ドイツ軍の塹壕にいる兵士たちに届けられました。イギリス軍の兵士たちの歌が終わると、今度はお返しにドイツ軍の兵士がクリスマスの讃美歌を歌い、それが終わるとまたイギリス軍の兵士達がクリスマスの讃美歌を歌って返す。クリスマスソングのエールの交換。そうした光景がクリスマス・イヴに夜通し続いたそうです。

 やがて25日の朝を迎えました。その日両軍の兵士が何か大きな力に導かれるように武器を置いて塹壕から出て行き、両軍の中間線に来ました。そしてどちらからでもなく、お互いに「Merry Christmas!」と挨拶を始めました。昨日まで銃を向けあっていた敵同士だった両軍の兵士が、クリスマスの日の朝、キリストの名の下に和解したのです。お互いが「クリスマス、おめでとう」と言って、持っていたタバコやお菓子やキャンディーをクリスマスプレゼントとして交換したそうです。そしてお互いの家族の写真を見せ合い、談笑して、ひとときの平和を喜びました。そのうちにドイツ兵が持っていたサッカーボールでサッカーの試合が始まりました。

 しばらく友好的な状況が続きましたが、それを見ていた上官たちがその光景を見て怒りました。「我々は今、戦争をしているのにあいつらは一体何をやっているんだ。すぐに呼び戻せ。」こうして両軍の兵士は再び塹壕に戻り、身を潜めて銃を向けあいました。こうしてクリスマスの平和が終わってしまいました。

 これは私たちに何を教えるでしょうか。ドイツ軍とイギリス軍がそれぞれドイツの皇帝とイギリス国王に忠誠を誓っているときには、戦争が起こりました。しかし、ほんの一瞬ですが、兵士たちが王の王なるイエス・キリストに忠誠を誓ったときにそっこに平和が訪れたのです。私たちがこのお方を心に迎え入れるときに、私たちの中に平和が訪れ、その平和が隣人との平和を作りだして行くのです。イエス・キリストは平和の君。この方をあなたの心に迎えてください。メリー・クリスマス!
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by carbondalle1996 | 2014-12-13 06:11 | 日記 | Comments(0)
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