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5つのパンと2匹の魚

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無神論の結末

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人の子はその使たちをつかわし、つまずきとなるものと不法を行う者とを、ことごとく御国からとり集めて、炉の火に投げ入れさせるであろう。(マタイ13章41節)

 歴史学者のA.N.ウイルソンという人がこう言っています。「どんな時代の、どんな国家であろうと、神を王座から引きずりおろし、変わりのものをそこに置くとき、その国家は必ず残虐、堕落、愚かさに落ちてゆく。」このウイルソンの言葉によれば、独裁国家というのは、遅かれ早かれ滅亡するということです。

 例えば、ソビエト連邦の崩壊がこの言葉を証明しています。レーニンによってロシア革命が起こり、1922年に15の共和国がソビエト連邦という国を作りました。ソビエトとはロシア語で会議という意味です。共産主義の下では宗教は有害な教えとして徹底的に迫害されました。当時、ロシアにあった教会の98%は壊され閉鎖されました。ある教会の建物は無神論教育の博物館となり、ある建物はアパートとなり、物置に変わりました。このとき42000人の聖職者が投獄され、殺されました。

 また子供に対する宗教教育は法律で禁止されました。共産党政権は子供の教育に神への信仰は無益であることを教えました。特にスターリンの時代は悲惨だったと言われています。スターリン時代のある幼稚園での出来事です。幼稚園の先生が子供たちを座らせて言いました。「みなさん、目をつぶってください。そして神様にキャンディーくださいと祈りましょう。」子供たちは真剣に神様にお祈りしました。しばらくして先生が言います。「はい、目をあけてください。キャンディーはありますか。ありませんね。神様はお祈りを聞かないからいないということです。

 それではもう一度目を閉じて、今度はスターリン同志にキャンディーくださいとお祈りしましょう。」そう言って子供たちの目を閉じさせて祈らせました。そして子供たちの目を開けると、そこにキャンディーがあったそうです。笑い話のようですが本当のお話です。このような神はいないという教育がスターリン時代にはソビエト全土でされていたそうです。

 このような教育は間違っていると言って、共産主義に反対を唱えた人も大勢いました。その人たちはどうなったかというと、みな投獄されて殺されてしまいました。ソビエト時代に政府を批判したという罪で6000万人の人々が殺されたと言われています。この時の後遺症にロシア人は今も悩んでいるそうです。そのためアルコール依存症やドラッグ依存症の患者が多く、男性の平均寿命は59歳だそうです。離婚率は50%で世界一位です。ベラルーシ、ラトビア、リトアニア、モルドバ、ウクライナと続きます。これらの国々は全てソビエト連邦を構成した国々です。

 ソビエト連邦が崩壊する1991年以前には国のあちこちにレーニン像やスターリン像がありましたが、今はもうほとんどありません。市民がそうした像を引き倒したからです。いかに国民が共産主義の名の下に行った思想教育を憎んでいたかということです。

 そしてあれだけ無神論教育を徹底したにも関わらず、ソビエト連邦が崩壊した時に国民の6割が「私は神を信じる」と告白したそうです。まさに聖書の御言葉にあるように、共産党政権の無神論という毒麦は集められて炉に投げ入れられました。そして迫害に耐え忍んだ市民は麦といえましょう。麦は収穫されて倉に置かれました。
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by carbondalle1996 | 2015-05-13 06:10 | 日記 | Comments(0)
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