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5つのパンと2匹の魚

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畑の中の宝物

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天国は、畑に隠してある宝のようなものである。人がそれを見つけると隠しておき、喜びのあまり、行って持ち物をみな売りはらい、そしてその畑を買うのである。(マタイ13章44節)

 この人は、畑の耕作を任された小作人の農夫なんだと思います。だから、その畑は自分の畑ではありませんでした。しかし、畑を耕してる時に、土の中から思わぬ宝物を掘り起こしました。昔の人は、よくそうやって自分の宝物を、土の中に隠しておくということをしたそうです。私たちは決してそのようなことをしません。それは日本という安心安全な国に住んでいるからです。日本の銀行は世界一安全です。日本の治安も世界一です。ですから私たちは宝を土の中に埋める必要がありません。

 しかし、この譬え話は今から二千年前の中東の国のお話です。イスラエルはアッシリアに占領され、次にバビロンに占領され、次はペルシャ、マケドニア、そしてローマ帝国と占領された歴史です。警察などありません。自分の財産は自分で守らなければ失ってしまうという時代です。ですから人々はそれを地中に隠しました。そこが一番安全だったからです。

 そして時間が過ぎてその宝の持ち主がいなくなってしまうと、畑に埋めた宝物はそのまま誰にも見つからずずっと畑の中です。それを誰かが思い掛けない時に掘り当てるということが起こりました。しかし、それが自分の畑でないならば、残念ながら掘り当てた宝物も自分のものにはなりません。それでこの人は、家に帰って、持ち物全部を売り払って、その畑を買ったというお話です。

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by carbondalle1996 | 2015-05-17 23:44 | 日記 | Comments(0)
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