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5つのパンと2匹の魚

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高価な真珠を求めて

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また天国は、良い真珠を捜している商人のようなものである。高価な真珠一個を見いだすと、行って持ち物をみな売りはらい、そしてこれを買うのである。(マタイ13章45~46節)

 真珠というのは今でも高価ですが、今から二千年前のイスラエルではどれくらい高価だったでしょうか。日本人によって真珠の養殖に成功したのが20世紀初頭です。それまでは海に潜って天然真珠を取るしかありません。天然真珠を取ると言っても、海女さんが海に潜ってカキを取るのとは訳が違います。何百人の労働者が朝から晩まで何度も潜ってやっと1つの天然真珠を見つけたら良い方です。それはおよそ5千個の阿古屋貝から1つの真珠を見つけるほどの確率です。

 日本は古代から真珠の産地として有名でした。「魏志倭人伝」には卑弥呼の後継者となった女王が、真珠を中国に献上したと書かれています。真珠は日本にとって重要な輸出品だったことがわかります。

 この天然真珠である阿古屋貝から採れる阿古屋真珠の産地は世界的に多くはありません。阿古屋真珠の名高い産地は日本の他に、ペルシャ湾、インド、中国南部です。このように当時の真珠は金銀以上に高価な宝物だったのです。ですから真珠商人たちは、良い真珠を捜して遠い所まで旅をしました。そういう中で、「これぞ!」という素晴らしい真珠を見つけた商人は、「持ち物全部を売り払ってそれを買ってしまいます」というお話です。
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by carbondalle1996 | 2015-05-19 06:46 | 日記 | Comments(0)
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