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5つのパンと2匹の魚

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フエゴ島の奇跡


 進化論を発表したのはチャールズ・ダーウインですが、彼は最初から無神論者であったわけではなく、もともとは熱心なクリスチャンでした。小さい頃から両親と一緒に教会に通い、将来は牧師になりたいという夢を抱いてケンブリッジ大学の神学部に進みました。

 しかし大学時代に彼は神学よりも、自然科学や生物学に興味をもつようになりました。そして大学を卒業後、イギリス海軍のビーグル号が地球の南半球への測量に出発すると聞いてそれに乗り、5年間の船の旅に出ました。そのときガラパゴス諸島に上陸したダーウインは不思議な生物を見ました。彼はそこで1つのイメージを作りました。それは「生物は下等なものから上等なものへ徐々に進化した」というものです。これは1つの仮説です。
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 1832年12月1日、ダーウインは南半球のフエゴ島に上陸しました。その島の人々は野蛮で穴を掘って生活し、ダーウインの目には猿のように映りました。そしてダーウインはこう考えました。「この島の人々は猿から人間に進化する途上にちがいない」。それが証拠に、その島の人々に神様を伝えてもわからないだろうと考えました。

 こうして熱心なクリスチャンであったダーウインの信仰は、徐々に神様から離れて、無神論へと傾いて行きました。こうしてダーウインは1859年に「種の起源」という論文を発表し、進化論が生まれたのです。最初はダーウインのこの論文もあまり評価はされませんでした。しかし、いつしか「進化論」はダーウインの手を離れて、多くの無神論者によって大きく取り上げられるようになりました。

 その後、ダーウインはフエゴ島に再び上陸しました。そこでダーウインは驚くべき光景を目にしました。それはあの乱暴で猿のような生活をしていた島民がみな、神様を信じてクリスチャンになっていたのです。彼らからもう野蛮で乱暴さはなくなり、優しく穏やかな人々に変えられていました。ダーウインにとっては大きなショックでした。そしてその日の日記に彼はこう記しています。「世界のどんな大きな奇跡よりも、福音宣教によって起こしたフエゴ島の奇跡は、はるかに大きいと確信する。」
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by carbondalle1996 | 2015-06-05 23:45 | 日記 | Comments(0)
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