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5つのパンと2匹の魚

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因果応報

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 人が苦難に遭うという3つ目の説明は、因果応報という考え方です。因果応報とは、人の前世の行いもしくは過去の行いが原因となって、現在の結果を招いているという考え方です。ですから今あなたが苦難に遭っているのは、前世においてあなたが悪いことをしたから、もしくは過去にあなたが悪いことをした結果だという考え方です。

 S教会のA牧師が中学生3年生のとき、医学部だったお兄さんが薬を飲んで自殺をしました。両親は長男を可愛がり、とても期待しておりましたので、長男の自殺は両親にとってものすごい悲しみでありました。A先生のお母さんは熱心な仏教徒でしたので、A先生はこう考えました。「母が宗教をしているから、兄の自殺を通して何かしてくれるだろう。」しかし、母親は来る日も来る日も泣いてばかりいました。

 そのようなときに母が信仰していた宗教の方が来られました。A先生はきっと母親をなぐさめて、励ましてくれるものと信じていました。ところがその方々が来たときに説いた教えは、「因果応報」というものでした。その方は言いました。「なぜこうなったのか。それはあなたが過去において撒いた種の結果です」と言いました。

 母親は因果応報という教えから、この苦難は自分が過去において二人の子供を中絶した結果だと受け取りました。この日から母親はそれまで以上に苦しみ、ノイローゼとなり、3年間もの長きにわたって精神病院で過ごすこととなりました。母親は精神病の薬からどんどん太って行きました。父親も仕事ができない状態。当時高校生だったA先生は、青春を謳歌すべき高校3年間が、真っ暗な高校3年間だったそうです。

 このように因果応報という考え方では、苦難に苦しんでいる人をもっと傷つけてしまう結果となります。つまり因果応報は、人がどうして苦難に遭うのかという答えにならないということです。
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by carbondalle1996 | 2015-06-16 06:33 | 日記 | Comments(0)
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