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5つのパンと2匹の魚

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川越人?

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 私の住んでいた埼玉県志木市から車で30分も走ると小江戸「川越」に着きます。市の中心部は川越城本丸や蔵造りの街並み、春日局で有名な喜多院やなどがあり、江戸の情緒を残した古い街並みが残されています。その一方で駅前などはスーパーやデパートと言った近代ビルが建ち並び、市の新しい顔をとなっています。この「川越」という地名の由来は諸説ありますが、入間川と荒川に囲まれた土地で、川を越えないと渡れない地であることから「川越」と呼ばれたそうです。

 ところでイエス様の生まれた国イスラエルでは、イスラエル人と呼ばずにユダヤ人と呼びます。そしてユダヤ人が話す言葉は、ユダヤ語ではなくヘブル語。日本人として日本に生まれ、日本語を話す私たちにはちょっと不思議な気がします。イスラエルはヤコブが神様と戦って勝利したことから名付けられ、その意味は「神と戦う」です。ユダはヤコブの四男の名前で「讃美する」という意。それではヘブルとはどんな意味でしょうか?聖書で初めて「ヘブル」という語が登場するのは、創世記14章13節で「時に、ひとりの人がのがれてきて、ヘブルびとアブラムに告げた」とあります。

 このときカナン人たちはアブラムのことを「ヘブルびと」と呼びました。ヘブルとは元々「川を越えて来た」という意味です。当時のカナン人にとってアブラムは、遠くメソポタミヤ地方からチグリス川、ユーフラテス川、そしてヨルダン川を越えてカナンの地に来た異国人でした。ゆえに彼らはアブラムたちを蔑んで「ヘブルびと」と呼んだのです。つまり「ヘブル人」(川越人?)とはカナン人が彼らにつけた蔑称だったのです。

 エジプトの地へ下ったときにアブラムの孫ヤコブとその家族は70人でしたが、430年後にエジプトを脱出したときにその数は200万人を超えていました。カナン人たちは再びヘブル人がヨルダン川を越えてやって来ると聞き、彼らを蔑むのではなく、彼らに震えおののきました。それは神がヘブル人と共におられることを知ったからです。ヘブル人がヨルダン川に足を踏み入れると、川の水は民が渡り終わるまで堰き止められました。こうしてヘブル人は再びヨルダン川を越えて約束の地に入りました。 

 私たちの人生も苦難という川が進行を阻むことがあります。しかし、神様に依り頼んで一歩を踏み出すならば、必ず神様は川の水を堰き止め、私たちを向こう岸へ渡らせてくださるでしょう。なぜなら向こう岸に神様の約束の地があるからです。そして神様は私たちがそこへたどりつくことを望んでおられるからです。今週も神様に依り頼んで歩んでゆきましょう。

“ヨナは彼らに言った、「わたしはヘブルびとです。わたしは海と陸とをお造りになった天の神、主を恐れる者です」。”(ヨナ書1章9節)
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by carbondalle1996 | 2015-07-19 05:30 | 日記 | Comments(0)
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