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5つのパンと2匹の魚

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幽霊だと言っておじ惑い

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”弟子たちは、イエスが海の上を歩いておられるのを見て、幽霊だと言っておじ惑い、恐怖のあまり叫び声をあげた。”(マタイ14:26)

 この奇跡が起きたのは過越の祭りに近づいた頃ですから、月は満月に近い状態です。満月の夜というのは明るいですね。しかしこのときのガリラヤ湖は、西風が吹いて雲で満月が見えたり、見えなかったりの状態だったと考えられます。そこでイエス様が湖の上を歩いて来られました。人は水の上を歩くことができませんから、弟子たちが向こうから来る人影を見て幽霊だと思ったというのは、至極当たり前だったと思います。
 
 ユダヤ人の教えに幽霊はありません。しかし、古代世界において死んだ者の霊がこの地に浮遊するという考えは昔からありました。特にこの弟子たちはラビから聖書の訓練を受けていません。特にペテロやヨハネは漁師です。古代世界において漁師が幽霊を見るとその舟は難破するという言い伝えがありました。彼らの中にそうした古い言い伝えが、記憶の中に刷り込まれていたとしても不思議ではありません。このときの弟子たちの恐怖はどれほどだったかと思います。
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by carbondalle1996 | 2015-10-05 06:47 | 日記 | Comments(0)
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