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5つのパンと2匹の魚

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ピリポ・カイザリヤ

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イエスがピリポ・カイザリヤの地方に行かれたとき、弟子たちに尋ねて言われた、「人々は人の子をだれと言っているか」。(マタイ16:13)

 ピリポ・カイザリヤとは、ピリポが作ったカイザリヤという町という意味です。この町はガリラヤ湖の北にあるヘルモン山の麓にありました。ここは切り立った岸壁があり、そこに大きな口を開けた洞穴があります。この洞窟の中に泉があり、そこから水が湧き出て、川となってガリラヤ湖に注がれています。今は遺跡となっていますが、当時はここにギリシア神殿が建てられていました。

 カイザリヤというは、皇帝カイザルという意味です。領主ヘロデ・ピリポはこの町を造り、ローマ皇帝ティベリウスに捧げました。ですからカイザリヤと命名しました。ところがすでに地中海岸にヘロデ大王が皇帝アウグストに捧げた町カイザリヤが存在しました。それと区別するためにピリポ・カイザリヤと呼びました。

 ですからこの町では当然、皇帝崇拝がなされ、神殿の中にはギリシア神話に登場するパーン神の像が置かれていました。パーン神は羊飼いと羊の群れを監視する神と言われ、下半身が動物で頭には山羊の角をもっています。このパーン神の像が置かれ、偶像崇拝がなされていました。

 このようなギリシア神殿が建てられ、皇帝崇拝とパーン神という偶像崇拝が盛んな町ピリポ・カイザリヤをイエス様は弟子訓練の地として選びました。そこでイエス様は弟子たちに「人々は人の子をだれと言っているか」と質問しました。
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by carbondalle1996 | 2015-11-21 07:52 | 日記 | Comments(0)
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