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5つのパンと2匹の魚

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光の祭りとアドヴェント

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 今日からアドヴェント。1本ずつローソクを灯し、20日のクリスマス礼拝には4本のローソクが灯ります。イエス様が生まれたイスラエルではクリスマスをお祝いするのでしょうか?ユダヤ人はイエス様を救い主として認めていないのでクリスマスを祝いませんが、ユダヤ教ではハヌカの祭りをこの時期に行います。

 紀元前4世紀にアレキサンダー大王が大帝国を築きました。彼の死後、帝国は4人の将軍に分割され、イスラエルはその一人セレウコス王朝に統治されました。その後、紀元前172年に王朝は国内のギリシヤ化政策を強行し、エルサレム神殿はゼウス神殿へと変えられ、そこでは豚のいけにえが捧げられていました。

 これに反旗を翻したのが祭司マタティアとその息子たちです。彼らは王朝に対してゲリラ戦を起こし、紀元前165年12月25日にエルサレム神殿を取り戻しました。そして神殿内から偶像を撤去し、神殿を清め、イスラエルの神に神殿を捧げました。神殿の清めを行った時、聖なる油を燭台に燈しましたが、油は1日分しかありませんでした。聖なる油を準備するためには8日の時間が必要でした。ところがたった1日分しかなかった聖なる油は、その8日の間、燃え続けました。これがハヌカの祭りと呼ばれ、現在まで続いています。 

 ハヌカの祭りは8日間続きます。ハヌキヤと呼ばれる燭台が使われ、9つの火を灯します。1つは頭火で、頭火から取った火を8日間に1つずつ灯します。第1日目は1本のローソクを頭火から取りますから、頭火ともう1本で2つの火がともされます。そして8日目には、9つの火が灯されます。ですからハヌカの祭りは「光の祭り」とも呼ばれているのです。

 ある神学者たちはバプテスマのヨハネが生まれたのは過越の祭りの時期ではないかと考えています。するとイエス様が生まれたのはその6カ月後の仮庵の祭りの時期となります。そこから逆算すれば、12月25日のハヌカの祭りの時にマリヤが受胎告知を受け、イエス様は母胎での第1日目をハヌカの祭りの時に迎えたのかもしれません。この説が正しいか正しくないかはわかりませんが、光の祭りであるハヌカの祭りに真の光なるイエス・キリストの受胎告知がなされたと想像すると感動します。   
 
 確かなことはユダヤ人が祝うハヌカの祭りも、私達が祝うクリスマスも12月25日に行われ、どちらも光を祝う祭りだということ。クリスマスはこの世を照らす真の光なる神様が人となって降誕されたことをお祝いする日。今年のクリスマスも感謝の心で家族や友人を教会に誘って、みんなで救い主の誕生をお祝いしましょう。
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by carbondalle1996 | 2015-11-29 19:19 | 日記 | Comments(0)
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