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5つのパンと2匹の魚

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一匹を見つけるまでは

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「あなたがたのうちに、百匹の羊を持っている者がいたとする。その一匹がいなくなったら、九十九匹を野原に残しておいて、いなくなった一匹を見つけるまでは捜し歩かないであろうか。(ルカ15章)
 
 以前、我が家では娘が、夜8時過ぎに雪の降る中を、家を飛び出したことがありました。私たち夫婦は急いで車に乗って探しましたが、10分経っても、20分経っても見つかりません。夜で雪が降っていますから、このまま寒さで倒れているのではないかと、私は娘が行きそうな公園を回って叫びました。

 病院や公園、そして市民センターまで車を走らせたときにはもう夜の9時を過ぎていました。私は気が狂いそうでした。娘を見つけるまでは、何があっても探し続けると固く決意していました。すると妻から連絡があり警察に保護されたとのこと。場所は私が探した方向とは全く逆の方向と聞いて愕然としました。あんなに遠くまで小さな子供が夜、雪の降る中を歩いて行ったことに驚きました。

 警察に保護されて、娘が家に帰ってきました。妻は娘を抱きしめて、「どうして出ていっちゃったの?どうして一人で出ていっちゃったの?」と泣いている姿が印象的でした。親がこんなに心配しているのに、娘はケロッとした顔をしていました。親の心、子知らずだと思って私は腹が立ちました。

 羊飼いにとって、100匹の羊は自分の子供のように愛しい存在なのではないでしょうか。1匹、1匹に名前がつけられて、その羊の顔を見たら、どんな性質で何が好きで、母親がこの羊でと言えるのだと思います。だから見失ってしまったら、心配で、心配で仕方が無い。そのような愛の関係だと想像できます。
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by carbondalle1996 | 2016-03-04 17:23 | 日記 | Comments(0)
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