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5つのパンと2匹の魚

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アルゼンチン宣教レター

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 今から数えて7年前のこと。当時は勉強も仕事もせず、昼夜逆転の生活を続けていたR君に熱いまなざしを注ぐ人は誰もいませんでした。R君の怠惰ぶりには両親すら打つ手がなく、最早さじを投げている状態でした。その姿は「閉じこもり」というより「怠惰、無気力」と言ったら正解ではなかったかと思います。とにかく、立ちあがろうとしない、いや、できない精神状態に陥っていたようでした。個人的にR君に数度、会ってみたものの、私が心に抱いた思いは、「これは、どうにもならんなー!」というものでした。

 そのR君、「自分をなんとかしなければ」という焦りもあったのでしょう。その後、教会の礼拝にはたまに姿を見せたものの、それは長く続きませんでした。ところがです。時は過ぎて4年前のある青年キャンプで計らずもR君に会うことができ、彼を目にした私はその場で驚天動地の衝撃を受けることになりました。それは「ぐーたら」、「無気力」、「無能」の烙印を押されていたR君が大変貌を遂げていたからです。それはまるで別人で、輝いた眼光と自信みなぎる品格に変貌の証を見て取ることができました。

 ロニー牧師の話によれば、サンハビエル教会の現在の青年会(およそ30名)の リーダーがR君であり、セル集会(友人を集めて行う集会)から最も多くの人を導き、これを弟子化に成功しているリーダーもR君だというのです。またメッセージが最も上手なのもR君だというのです。それを聞いた私は自分の耳を疑い、同時に悔い改めることになりました。「あり得ない」と思っていたことが実現したこと。そして、「これはどうにもならん」という迷った羊を見捨てるような思いを抱いた不信仰に対する、自らの罪に対する悔い改めです。

では、R君の人格が新しくされた要因はどこにあったのでしょうか?本人と教会員の証しで明確なこと、それは「福音の力」だったのです。

“わたしは福音を恥としない。それは、ユダヤ人をはじめ、
ギリシヤ人にも、すべて信じる者に、救を得させる神の力である。” 
               (ローマ書1章16節)


 在原繁・津紀子宣教師夫妻のアルゼンチン宣教レターより
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by carbondalle1996 | 2016-03-06 16:43 | 日記 | Comments(0)
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