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5つのパンと2匹の魚

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沈黙の神

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イエスは深くあわれんで、彼らの目にさわられた。すると彼らは、たちまち見えるようになり、イエスに従って行った。(マタイ20:34)

 バルテマイはきっと自分の人生をなげいたでしょう。どうして俺は生まれながら目が見えないんだ。なぜ神はこんな人生を俺に与えたんだ。恐らく考えても、考えても解決できない疑問が次から次へと魂の奥底から湧いてきたことでしょう。そして、叫んでも、叫んでも沈黙される神に彼はどうすればよいのかわからなかったことでしょう。聖書には神の沈黙を経験しない人はいません。アブラハムはイサクが与えられるまで30年待ちました。ヨセフは奴隷として売られました。ハンナもヨブも神の沈黙の前に葛藤をおぼえました。

 では、なぜ神は沈黙されるのでしょうか?それは人に探求させるためではないかと思います。初めから答えが分かっていては、答えの真髄にまで到達することはできません。「神の沈黙」の中で、もだえ苦しみながら、時間を掛けて探し求めることによって、神様が沈黙した意味を理解できるようになるのだと私は思います。神は最初から答えを与えずに、人が自分で答えを探すように放置されることがあります。そして、人が体験を通して、神の啓示を理解できる段階に来たそのタイミングに、神は答えを下さるのです。
by carbondalle1996 | 2016-07-06 03:37 | 日記 | Comments(0)
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