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5つのパンと2匹の魚

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神の前に立つ二人

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すなわち、ひとりの人の不従順によって、多くの人が罪人とされたと同じように、ひとりの従順によって、多くの人が義人とされるのである。(ローマ書5章19節)

 アダムの罪によって全人類が罪人とされました。なぜなら先ほども言ったようにアダムの中に私たち全人類が入っていたからです。これと同じ原理がイエス・キリストにもあてはまるのです。つまり一人の従順によってとは、イエス・キリストが十字架の死に至るまで神様に従順でありました。その結果、イエス・キリストを信じる全ての人が義とみなされるということです。

 17世紀の有名な神学者でトーマス・グッドウインという人がこのように言っています。神様の前では二人の人しかいない。一人はアダムであり、もう一人はイエス・キリスト。それでは他の人々はどこにいるのかというと、みなアダムの後ろか、イエス・キリストの後ろに列を作って並んでいるというものです。先ほどお話したロシア人形を思い出してください。アダムという一番大きな人形の後ろに、たくさんの小さな人形が列を作っています。アダムは罪人の代表です。

 人はみな最初、このアダムの列に並んでいます。しかし、イエス・キリストが私の罪を全て十字架の上で負ってくださったと信じることによって、私の罪は赦されました。その結果、私はアダムの列からイエス・キリストの列に移し変えられました。すると私というロシア人形は、以前はアダムという大きな人形の中に入っていたものが、イエス・キリストの中にすっぽりと入る者となりました。これがIn Christつまり、「キリストにある」という意味です。

 私は以前と同じ罪人です。罪を犯し続けます。しかし、神様が私をアダムの列からイエス・キリストの列に移し変えてくださった結果、罪赦された者と神様が見てくださったということです。それだけではありません。神様は私を義人としてくださったのです。私は義人ではありません。罪人です。死ぬまで多くの罪を犯し続ける罪人です。イエス・キリストだけが神様の前で罪を一つも犯すことのない義人でした。神様は、私がイエス・キリストを信じた結果、イエス・キリストの義を私に転嫁してくださったのです。

 アダムの罪が全ての人間に転嫁されたと同じように、イエス・キリストを信じることによって、キリストの義が信じる全ての人々に転嫁されたのです。これが「ひとりの従順によって、多くの人が義人とされる」という意味です。イエス様を信じることによって、私は神様より義人とされました。主の御名を褒め称えます。
by carbondalle1996 | 2013-11-30 06:39 | 日記 | Comments(0)
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