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5つのパンと2匹の魚

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私は神様の鉛筆

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 わたしが点と点を結ぼうと思って定規を使って線を引こうとしたら、 神様がペンを握るわたしの手をつかんでそれを止めた。

神様:「あなたはただペンを握っていなさい。わたしがあなたの手を握り、 わたしが描く。」
私:「ただ点と点を結べば済むことであるのに、それでもあなたが描かれるのですか?」
神様:「そうだ。その始点と終点を結ぶ線にわたしの思いを込めたいのだ。定規は使わず、真っ直ぐに線は引かないだろう。」
私:「そこまでして描きたいのなら、なぜあなたご自身の手でペンを持たないのですか?なぜわたしの手を用いるのですか。」
神様:「それが不思議というものだ。わたしがあなたの手を用いて描きたいと望んでいる、ただそれだけなのだ。」
私:「ただ、それだけなのですか?」
神様:「そう、ただそれだけなのだ。」
私:「何を描きたいのですか?」
神様:「それは出来てからのお楽しみだ。描き終わり、点と点が結ばれた時、あなたが喜べるものであることは約束する。」

 そして神様は私の手を強く握りしめて言う、「だから何度でも言う、あなたがペンを握らなければ、わたしは描けない。点と点は点と点のままだ。」

 わたしがペンを強く握りしめたとき、ペン先が始点を動き始め、キャンバスを描き始めた。
                 ~「神様とのおはなし」(匿名)より~

 マザー・テレサはかつてインタビューの中でこう語っています。「私はただの小さな鉛筆に過ぎません。しかし神様が私という小さな鉛筆を握り締めると、すばらしい絵を描いてくださるのです。」私達はみんな鉛筆に過ぎません。その鉛筆を誰が握るかで描かれる絵が決まります。神様が私たちという鉛筆を握るなら、キャンバスに描くその絵は、私たちの想像をはるかに超えたすばらしい作品となります。ハレルヤ!

私は神様の鉛筆_f0229700_5352383.jpg

by carbondalle1996 | 2014-05-11 22:32 | 日記 | Comments(0)
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