大和キリスト教会の週報にこのような記事がありましたのでご紹介します。「30才を過ぎても神様から逃げていました。何か困ったことがあると占いばかりしていました。ところが私の不注意から海で3才の長女が溺れたとき、自分の力では助けることができず、必死に祈っていると、近くに誰もいなかったはずなのに、突然男性が現れて娘は助けられました。神様の御業としか思えませんでした。その事故から3年後に、私は洗礼を受けました。」
私たちには2つの目があります。この目でこの世界の何を見てゆくか。あなたはすべてを自分が得たと見ますか。それとも神様が私に与えてくださったと見ますか。それによってあなたの人生はカインの人生となるかセツの人生となるかが決まります。セツからエノスが生まれ、やがてこの系譜から救い主イエス・キリストが誕生します。自分の弱さを認めるとは、自分の罪を認めることです。
私はかつてカインのように神不在の人生を、自分の弱さや罪を決して認めない者でした。しかし、イエス・キリストを知って、初めて自分の罪を認め、弱さを受け入れる者となりました。そのような私がイエス・キリストの十字架によって罪赦され、神様の子とされました。これが福音です。私たちがたといカインの子孫であっても、イエス・キリストの十字架の血潮によってセツの子孫とされ、神の子とされるのです。救いはイエス・キリストにあります。あなたの目は何を見ていますか?