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5つのパンと2匹の魚

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与えられた恵みを数えて



 第二次世界大戦中の出来事です。イギリスの首都ロンドンはドイツ軍の激しい空爆に遭いました。その日、ドイツ軍が落とした爆弾がロンドン市内の有名デパートの入口に落ちました。翌日、そのデパートの入口には大きな看板が立てられました。「お客さまのために、入口を大きく広げてお待ちしております。」 これぞユーモア!日本人だったら「臨時休業」という看板を立てたかもしれません。同じ出来事でも、それをどう捉えるかによって、私達は全く違った結論を生み出します。

 1809年に一人の男の子がアメリカのケンタッキー州で生まれました。彼の両親は貧しい農夫。彼が7歳の時に父親が破産し、彼は小学校を中退し働きに出ました。彼が9歳の時に母親が亡くなりました。17歳の時に初めて定職に就きました。それは渡し船の船頭でした。19歳の時に母代りになって育ててくれた姉が亡くなりました。22歳の時に船頭を解雇されました。解雇された彼は友人と雑貨屋を始めましたが、友人に裏切られ借金を背負いました。彼はその借金を15年かけて払い続けました。
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 彼は24歳の時に州議会議員に立候補し落選。その後、25歳のときにある女性と婚約しますが、彼女は結婚前に亡くなってしまいました。27歳の時、彼は疲労と神経衰弱のため精神病院へ入院してしまいました。退院後彼は31歳の時に下院議員に立候補するも落選。34歳の時に上院議員に立候補するも落選。39歳の時に再び下院議員に立候補し落選。41歳で結婚し、子供が4人与えられるも次々に亡くなってしまいました。

 45歳の時に再び上院議員に立候補し落選。47歳の時に副大統領候補に立候補するも落選。49歳の時に再び上院議員に立候補するも落選。7歳から49歳までの彼の42年間は失敗と挫折の連続でした。しかし彼は決して人生を絶望し、あきらめませんでした。彼は51歳の時に第16代アメリカ合衆国の大統領に選ばれ、夢であった奴隷解放を宣言しました。彼の名前はアブラハム・リンカーン。 

 神様から祝福される人生の秘訣は、失ったものを数えるのではなく、神様から与えられたものを数えること。今年も神様から与えられた恵みを数えて、日々、神様に感謝を告白してまいりましょう。必ず祝福されます。

“わがたましいよ、主に感謝せよ。あなたの一生を良いもので満たされる。” (詩篇103篇2、5節)
by carbondalle1996 | 2015-01-04 19:02 | 日記 | Comments(0)
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