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5つのパンと2匹の魚

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誕生の地ベツレヘム

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 神様が人類に与えてくださった救い主の特徴の1つは、女の子孫はベツレヘムで生まれるということです。

しかしベツレヘム・エフラタよ、あなたはユダの氏族のうちで小さい者だが、イスラエルを治める者があなたのうちからわたしのために出る。その出るのは昔から、いにしえの日からである。(ミカ書5章2節)

 ミカは紀元前8世紀の預言者です。ミカはここで救い主メシヤはベツレヘムで生まれると預言しました。ですからベツレヘム以外で生まれた人は、創世記3章15節が指し示す「女の子孫・メシヤ」とはなりません。ですからイエス様が登場したときに、ピリポがナタナエルに会ったとき、「私は聖書が預言しているメシヤに出会った」と言ってイエス様をナタナエルに紹介したときに、ナタナエルは何と言ったでしょうか。「ナザレから何の良い者が出ようか」と言いました。これは「ナザレからはメシヤは出ない」という意味です。メシヤが生まれるのはベツレヘムです。

 確かにイエス様が育った街はナザレです。ナザレはマリヤとヨセフの家がありました。本当ならばイエス様はナザレで生まれたはずでした。ところがイエス様が生まれる時代に1つのことが起こりました。当時のローマ皇帝アウグストが人口調査を行いました。人口調査というのは第1番目の目的が税金徴収です。そして2番目の目的が徴兵です。そのために皇帝はそのときローマ全国に対して人口調査の命令を出しました。その結果、ヨセフは身重だったマリヤを連れて故郷ベツレヘムに戻りました。これは偶然でしょうか。いいえ違います。神様の摂理です。

 神様は、天地万物を創造された創造主なる方。唯一なるお方。そして全智全能なるお方です。つまり全智全能なる神様は歴史をも支配されております。そしてこのタイミングで、神様の御手が動き、ローマ皇帝に人口調査の勅令を出させたのです。こうしてダビデ家の子孫であるヨセフとマリヤは、故郷ベツレヘムに帰り、そこでイエス様がお生まれになりました。
by carbondalle1996 | 2015-07-11 05:58 | 日記 | Comments(0)
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