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5つのパンと2匹の魚

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主の助けの手

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ペテロは「納めておられます」と言った。そして彼が家にはいると、イエスから先に話しかけて言われた、「シモン、あなたはどう思うか。この世の王たちは税や貢をだれから取るのか。自分の子からか、それとも、ほかの人たちからか」。(マタイ17:25)

 ペテロは咄嗟に「納めておられます」と答えました。新改訳では「納めます」と訳されています。ペテロの気持ちからしたら、「私たちの先生が律法違反などするはずがないでしょう。払うに決まっているでしょう」とそのような気持だったのではないでしょうか。私がペテロの立場だったら、何と答えたでしょうか。「イエス様に確認してきます」、「今は払えませんが、必ず期日までにはお支払いします」でしょうか。

 ペテロは「納めます」と啖呵を切った手前、心は落ち込んだことでしょう。イエス様に神殿税を払うお金など無い事を弟子たちはみんな知っていたからです。そんなイエス様に「神殿税を集めに人々が来ました」と言えば、イエス様に恥をかかせてしまう。そのような心持かもしれません。ペテロはイエス様にこの出来事を言い出せずにいたのではないでしょうか。

 しかし、そんなペテロの心をご存知のイエス様は、御自身から「シモン、あなたはどう思うか。この世の王たちは税や貢をだれから取るのか。自分の子からか、それとも、ほかの人たちからか」とペテロに声をかけました。イエス様は隣人に恥をかかせないお方。それだけではなく、そこに真理を考えさせ、答えを導かれるお方。

 私が外国を旅行していたとき、電車が夜にある町の駅に着きました。暗い夜道を歩きユースホステルを探しましたが、見つかりません。私はあきらめて駅で野宿する決心をしました。といってもまだ冬の寒さが残り、駅での野宿は厳しいもの。そのとき一人の男性が私に声をかけてくださり、私をユースホステルまで導いてくださいました。神様は私の心をご存知で、いつでも私に助けの手を備えてくださいます。それはあなたの人生にも言えることではないでしょうか?
by carbondalle1996 | 2016-02-03 06:44 | 日記 | Comments(0)
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