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5つのパンと2匹の魚

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子は納めなくてもよい

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ペテロが「ほかの人たちからです」と答えると、イエスは言われた、「それでは、子は納めなくてもよいわけである。(マタイ17:26)

 イエス様の問いかけにペテロは即座に「ほかの人たちからです」と答えました。当時のローマ帝国の皇帝とその子供たちには税金を納める義務がありませんでした。ローマ帝国は武力で支配した国の人々に税金を課しました。イエス様はペテロの答えを聞いて「それでは、子は納めなくてもよいわけである」と言いました。

 ペテロはイエス様の言葉を聞いてどう思ったでしょうか。「あっ」とある出来事を思い出したのではないでしょうか。それはペテロ自身がイエス様を「あなたこそ生ける神の子キリストです」と告白した出来事。そしてその後でイエス様と一緒にヘルモン山に登ったときにイエス様が栄光の姿に変わり、モーセとエリヤが顕れてイエス様と十字架と復活のExodusについて話し合いました。そのとき天から声が聞こえました。なんという声だったでしょうか。「これはわたしの愛する子」という声でした。この神様の声をペテロははっきりと聞きました。

 イエス様はペテロにこう言ったのかもしれません。「ペテロよ。あなたはわたしを神の子だと言ったではないか。わたしはあなたの言うとおり神の子だ。神殿で礼拝するのはわたしの父である神だ。あなたがそのことをよく知っているならば、『あなたの先生は神殿税を納めないのか』と問われた時、『納めます」など答える必要はなく、「わたしの先生は神の子ですから収める必要はありません」となぜ言えなかったのか。

 あなたはわたしの前では神の子と言えても、人々の前ではそれを言う勇気を持っていない。」このときのペテロの気持ちはどんなだったでしょうか。神殿は神様の住まわれる家です。そしてイエス様は神様の子です。ですから父なる神の子であるイエス様は神殿税を払う必要はありません。
by carbondalle1996 | 2016-02-04 06:31 | 日記 | Comments(0)
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