クリスチャンになってから、私はどのように神様に仕えていくべきかわからずに葛藤した時期がありました。日曜日の礼拝を優先しようとすると、仕事もなかなか決められず、経済的な不安と焦りの日々を過ごしたことも多くありました。ある日、私は「神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。」(マタイ6:33)というみことばの「まず」という部分に心がとらえられました。そして、1日の初めに「まず」神様を礼拝するならば、きっと経済的な必要も満たされると心に感じました。そこで、翌日から教会の早天祈祷会に参加することにしたのです。
それから、私は1~2年という契約期間のレストランや造園の仕事に導かれました。日々生きていけるだけの糧は与えられましたが、これらが一生の仕事ではないと思うと、神様はいったい何に導かれるのだろうといぶかることもありました。
2015年2月、造園の仕事の契約が切れる時が来ました。不安もありましたが、必ず神様は別の仕事を与えてくださるという確信もありました。すると、契約が終わった数日後、教会の牧師先生が突然、遠く離れた知り合いに会いに行くというので、私は運転手として同行することになったのです。すると、そこで自立支援ホームの働きをしているクリスチャンたちと出会い、そこではスタッフを募集していたのです。私は何の迷いもなく了解し、就職に導かれたのです。新たな仕事には、今まで身につけてきたスキルを活かせる部分が多くあり、神様の計画に無駄がないことを実感しました。これからも早天祈祷会を続け、神様からの祝福をいただこうと思います。 ~「幸いな人」より~