「まさか、ここまでとは思わなかった!」西日本豪雨での死者が200人を超え、未だに70人が安否不明、約7千人がなお避難生活を余儀なくされている。土砂崩れや河川氾濫の被害を受けた地域ではライフラインやインフラの復旧が進まず、生活再建のめどは立たない状態が続いている。幾日も前から近畿から九州地方にかけて「記録的な大雨になる」と気象庁は再三注意を呼び掛けていたが、被害を最小限に抑えることができなかった。現地の取材を通して見えてきたのは、「まさか、ここまで被害が広がるとは思わなかった」という認識の甘さだったという。
冠水被害に遭った岡山県倉敷市真備町では、一人の男性がゴムボートに乗って住民を救ったというニュースに感動。家族から連絡を受け、雨が降り続く中、ゴムボートで必死に300メートル先の自宅へ。周囲を見渡すと、大勢の人が取り残されており、「屋根まで上って待っとって! またすぐ来る」と声をかけ、順番にボートに乗せて運んだ。定員3人。片道10分以上かかる土手までの道のりを何度も往復。救助活動を4時間ほど続けた昼ごろ、手がしびれ始めた。脱水症状と疲労で倒れた。20人ほど助けたが、「まだ残ってる」「行かないと」と口にし続けたという。その様子を見た友人らがボートを受け継ぎ、救助活動を続けたという。
“信仰によって、ノアはまだ見ていない事がらについて御告げを受け、恐れかしこみつつ、その家族を救うために箱舟を造り、その信仰によって世の罪をさばき、そして、信仰による義を受け継ぐ者となった。”(ヘブル11章7節)
ノアは神様の御告げを聴いた時、「まさか・・・」と疑わずに信じて箱舟を作りました。その結果、ノアは家族を救う者となりました。神様は全て人々を救うためにイエス様をこの世に遣わされました。主は救いのボートに乗り、福音のオールを漕ぎ続けた。このボートに定員無し。これに乗る者は皆救われる。そして今日、福音のオールは全てのクリスチャンに受け継がれている。ですから、みなさん沖へ漕ぎ出しましょう!「恐れるな。語りつづけよ、黙っているな。この町にはわたしの民が大勢いる。」 主の約束を信じて。栄光在主。