あるアメリカ人が「自分が肥満になったのはハンバーガーが原因だ」とマクドナルドを訴えました。「ハンバーガーを食べすぎると肥満になる。だから食べ過ぎないようにする。」「ハンバーガーを食べすぎると肥満になる。でも私は食べたいだけ食べる。」前者は自由意志で良い方を選び、後者は自由意志で悪い方を選びました。複雑なコンピュータの計算は「0」と「1」の二進法です。どんな複雑な物事でも「イエス」か「ノー」で判断すれば良いのではないでしょうか。
“わたしはいのちと死および祝福とのろいをあなたの前に置いた。あなたはいのちを選ばなければならない。“ (申命記30章19節)
神様はあなたの前に「いのちと死」、「祝福とのろい」を置いて下さっています。目の前の物事が「いのちなのか死なのか?」「祝福なのか、それとものろいなのか?」を判断し、どちらを選び取るかはあなたの責任なのです。
二人の学生が大学を卒業して、それぞれの道を歩むことになりました。ひとりは「僕は弁護士になって、社会を良くするために生涯を捧げたい」と言いました。もうひとりは「僕は社会を良くするなんて興味無いよ。好き勝手に生きて、おもしろおかしく暮らすんだ」と言って、二人は握手をして別れました。それから数十年後、獄中にいた中年の男がビッグニュースを聞かされて、腰が抜けるほど驚いた。それはS・G・クリーブランドがアメリカ大統領に選ばれたという報道でした。この囚人こそあのとき、クリーブランドと握手をして別れた友人だったのです。
「良い方を選び取るか、悪い方を選び取るか。」あなたの選択で、あなたの人生は大きく変わります。「人を憎むよりも、人を愛する方を選び取る。」「不健全な生活をするよりも、健全な生活をする方を選ぶ。」「神を信じないよりも、神を信じる方を選び取る。」「いつでも変わる人のことばよりもいつまでも変わらない神のことばを選び取る。」「この世の有限のいのちよりも、神の永遠のいのちを選び取る。」
毎日あなたが良い方を選び取っていくならば、神様のいのちと祝福に満ち溢れるようになります。今日から「良い方を選び取る」ことを習慣にしましょう。
~「佐々木満男のドント・ウォーリー」より~